◆◆◆ 南 明 山 東 漸 寺 簡 介 ◆◆◆

東漸寺湖畔 参道入口 梅林より瞰した 本堂と不動堂
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《ご案内》 皆さん こんにちは!   東漸寺は今から約500年前、室町時代の文亀元年(1501)、館(山城、現在の御室神社)の西方(湯之網地区の西高台)に建立されました。そして約200年後、江戸時代九世揚善義舜(正徳元年〈1711〉遷化)代に東方の現在地に移転されました。   元禄9年〈1696〉には諸堂が完成しましたが、文政2年(1819)に火災に遭い、神永庄治右衛門などの尽力により同10年(1827)に現在の堂宇が再建されています。   しかし、明治時代ごろには、近隣の農家が家畜の草を刈りに来るほど荒廃していたといわれています。   大戦後、前住22世一晃秀格が住持し、昭和35年ごろから檀信徒の協力のもと茅葺の本堂・庫裡を瓦葺にするなどの大改修が行われました。   また大戦中に供出した梵鐘も昭和53年に再鋳され、環境整備も徐々になされつつ、春には〔梅の名勝〕としても親しまれています。・・・

◇ 山 号 ・ 寺 号
南明山(なんめいざん) ・ 東漸寺(とうぜんじ)
◇ 宗 教(religion) ・ 宗 派
仏 教(Buddhism) ・ 日本曹洞宗(禅宗the Zen sect)
◇ 両 大 本 山
・福井 吉祥山永平寺(えいへいじ)高祖道元禅師開創
・ 鶴見 諸嶽山總持寺(そうじじ)  太祖瑩山禅師開創
◇ 開 創 ・ 開 山
文亀元年(1501) ・ 益室文宅大和尚(大永元年〈1521〉2月5日遷化)
◇ 開    基
湯之網舘主 大高 新左衛門
◇ 中    興
神永民部大禅定門(家老 当境地主 天正2年〈1574〉没)
定林院殿黙外湛然大居士(上前地頭 稲垣数馬)    
◇ 本    尊
如意輪観世音菩薩(木造)
◇ 伽    藍
本堂・庫裡(文政10年〈1827〉建立) 小庫裡 不動堂 経蔵 鐘楼堂
地蔵堂 東司 水屋 など
◇ 尊    像
達磨大師 大権修理菩薩 道元禅師 開山大和尚 文殊菩薩 六地蔵尊(本堂前)
不動明王 阿弥陀如来 地蔵尊 賓頭盧尊者 誕生仏 韋駄天 など
◇市指定文化財リーフレット◇ ご紹介のリーフレットができました
◇ そ  の  他
歴住世代墓所 大般若経六百巻 涅槃図 十六善神図 道元禅師行状図 開基・中興墓
法華供養塔 庚申塔 二十三夜塔 無縁墓地 十三佛塔 獅子 など
◇ 現  住  職
23世 一堂章格(佐々木)
◇ 交    通
・JR常磐線 大津港駅下車 車約8分
 ・常磐自動車道 北茨城IC または 勿来IC より約15分
◇ 変    遷
 東漸寺は室町時代の文亀元年(1501)、館(山城、現在の御室神社)の西方(湯之網地区の西高台)に建立されました。そして約200年後、江戸時代9世揚善義舜(正徳元年〈1711〉)代に現在地に移転されました。
 元禄9年〈1696〉には諸堂が完成しましたが、文政2年(1819)に火災に遭い、神永庄治右衛門などの尽力により同10年(1827)に現在の堂宇が再建されています。しかし、明治時代ごろには、近隣の農家が家畜の草を刈りに来るほど荒廃していたといわれています。
 大戦後、前住22世一晃秀格が住持し、昭和35年ごろから檀信徒の協力のもと、茅葺の本堂・庫裡を瓦葺にするなどの大改修(総代 神永靖委員長・神永正・瓦葺松壽・瓦葺善一・酒井建二・緑川清)が行われました。
 また大戦中に供出した大梵鐘も昭和53年に再鋳され、環境整備も徐々になされつつ、春には〔梅の名勝〕としても親しまれています。
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お寺の行事や法要 には
ご家族みなさんそろって お詣りするようにいたしましょう

−平成12年(西暦2000年)、東漸寺はおかげさまで [ 開創500年 になりました−